国際ダンスワークショップ
ショーネッド・ヒューズ 青森プロジェクト
2009年〜2011年(2ヵ年)にかけておこなう<ショーネッド・ヒューズ青森プロジェクト>に参加するダンサーのオーディション(ワークショップ)を開催します。本プロジェクトはダンスを通した国際的な対話を目的としたアーティスト・イン・レジデンス・プログラムです。ショーネッド・ヒューズとともに、青森をベースにしながらダンス作品を2ヵ年にわたって製作し、その最終的な成果発表として、イギリス(ロンドン、カーディフの2ヶ所)における公演を予定しています。北国特有の風土、伝統芸能を取り入れた新しいダンスの姿を模索し、新たな地平を切り開こうとする意欲的なプログラムです。
ショーネッド・ヒューズ青森プロジェクト | |
【主催】 | ARTizan |
【助成】 | 財団法人セゾン文化財団+EU・ジャパンフェスト日本委員会 (共同支援プログラム) /Arts Council of Wales/ The National Lottery /Welsh Assembly Gevernment |
【共催】 | 青森公立大学 国際芸術センター青森/チャプター・ アーツセンター/グリニッジ・ダンス・エージェンシー |
下記次第で、参加ダンサーオーディションを開催いたします。
- 日程:2009年10月26日(月)〜28日(水) 全3日間 10:30-16:00
- 会場:森下スタジオ Bスタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
- 参加費:100円(保険代として)
※ワークショップ中の万が一の怪我等に備えて、傷害保険に加入していただきます。 - 内容:即興、動きの構築、津軽手踊りの紹介、メディアによる即興と、環境としての身体概念、運動と静止における身体の平行と垂直
- 応募要項
- 応募対象
- 20歳以上、性別、国籍不問
- 動きの記憶、即興のテクニック、および個性的な表現が求められます。
- 日常会話程度の英語が理解でき、ワークショップの内容を把握することができる方
- プロジェクト日程(2011年2月下旬までの予定)に参加できる方
※ワークショップとして参加される方はこの限りではありません。 - 参加ダンサーへのサポートについて
- 青森におけるリハーサルは、国際芸術センター青森で行います。滞在は同センターの宿泊施設に滞在していただきます(ただし、自炊となりますのでご了承ください)。
- オーディションで選ばれた参加ダンサー(2名)に対し、レジデンス期間中の日当(1日@3000円)、青森までの往復交通費を主催者が負担します。
- イギリス公演時の費用(渡航費、日当等)は主催者が負担します。
- 応募方法
- メールまたは電話で申し込み後、事務局が用意している規定の履歴書(写真添付、メールアドレス必須)を下記までご送付ください。履歴書は、こちらからダウンロードができます。
- その他、ダンス関係の経歴がわかるもの(経験の有無は問いませんが、参考資料として添付できるもの)がありましたら、同封ください。資料は返却いたしません。
- メールおよび書類送付先
青森プロジェクト・オーディション係
tel.017-764-5200(担当:日沼)
メール:teiko-h@acac-aomori.jp
- 応募締切 2009年10月20日(必着)
プロジェクト(リハーサル)実施予定(概要)
本プロジェクトは、2ヵ年にわたって行います。 予定は変更になる場合がございます。2009年11月3日〜5日/森下スタジオ Bスタジオ
- 本プロジェクト導入部のリハーサルを行う。
2009年12月1日〜2010年1月30日/国際芸術センター青森
- 12月1日〜23日:津軽三味線、民謡、津軽手踊り(石川流師範)に触れながら、木村玲奈をはじめとする地元のダンサーたちとともに実験的なダンス作品の研究をする
- 1月18日〜29日:インスタレーション、プレゼンテーションの準備
- 1月27日〜29日:ACACギャラリーにて、作品の途中経過における最初のプレゼンテーション
講師 ショーネッド・ヒューズ(ダンサー、振付家)
Sioned Huws / 1965年バンゴール(ウェールズ)生まれ。現在、ロンドンを拠点に活動。83-86年The Laban Centre for Movement and Danceにてダンスを学ぶ。88-90年マース・カニングハムスタジオ(ニューヨーク)で学び、振付、ソロ活動を始める。国内外での振付、パフォーマンス公演、レジデンスでの作品制作に多数参加。97年からは、チャプターのジェイムズ・タイソンのコーディネートにより、滞在制作を通した新しい作品制作を精力的に行い、また2002年からは、メディア・アーティストのマッシミリアーノ・シンビュラとの共同制作を行うなど振付を中心とした活動のほか、大学などでのダンス指導にも積極的に取り組んでいる。2008年1月に初来青。1ヶ月のレジデンスプログラムを行い、7月には青森のオーディションにより選出された木村玲奈とともに、カーディフでの成果発表の公演を開催した。この度は、その継続プログラムとして実施。ショーネッドの仕事は「人と空間は常に一体のものである。身体は点であり、点は空間である。この"点"に気付くことがすべての始まりである」という信念にもとづいている。
【参考データ】
プレゼンテーション記録(青森)
カーディフにおける公演
ショーネッド・ヒューズHP
国際芸術センター青森
財団法人セゾン文化財団
EU・ジャパンフェスト日本委員会
チャプター・アーツセンター
グリニッジ・ダンス・エージェンシー