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「劇空間」WS参加報告。(07月23日)

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7/22(土)7/23(日)アトリエ1007で杉山 至先生による舞台美術ワークショップが行われました。
私は1日目だけの参加でしたが、舞台を創り上げるヒミツを多く学びました。

「舞台美術の世界では、発想や感覚を言語化し、スケッチや模型といった形にします。今日は、この順番を変え、想像の出し入れを体験してみましょう。」
思わず私は杉山先生を2度見してしまいました。さらに、先生は続けました。
「まずは、この辺りで気になる空間を探し、スケッチして、20分後に戻って来て下さい。」

(空間実験室2006事務局 石場 貴子)

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20分後、参加者約15人が、それぞれのスケッチを見せ合い、感性の似ている人を嗅ぎ分ける作業に入りました。私はサトコさんとシズカさんと組みました。
ここからグループワークが始まります。他のグループに向け、自分たちの「空間との対話」をプレゼンしていくのです。似た者同士のはずが、互いの違いに気づき、たった3人の世界で「他者」を意識するようになりました。なかなかプレゼン作業が進まない私たち...腕組みしながら、にやっと笑っていらっしゃる杉山先生が気になります。

.....いろいろありましたが、吸い上げた3人の想像力を、タイトルやコンセプトに言語化し、イラストに反映させながら迎えたワークショップ終盤。
なんと各グループ5分間を与えられ、パフォーマンスをすることに。(パフォーマンス?プロの俳優さんたちの前で!?)しかし、なべ源のシズカさんと男前なサトコさんが、私をぐいぐい 引っ張っていってくれました。芝居といったら、小学生の「お楽しみ会」以来でしたから、おふたりにはホント助けてもらいました。ありがとうございます。

レクチャーの中で、「豊かになる」というフレーズを繰り返す杉山先生が印象的でした。
「フレーミングという手法により、空間が豊かになる。」「古いものを再利用することにより、豊かで特殊なモノになる。」「○○という存在により役割が生まれ、間柄が豊かになる。」など...。その先になにがあるんだろう?という気持ちになるんですよね。


次回、第3回目となる「舞台美術ワークショップ」では、みなさんで舞台美術プランを考えながら、実際に演劇で使う大道具を制作します。杉山先生の貴重なご指導も最終回です。

8/20(日)10:00〜17:00
8/21(月)、22(火)、23(水)17:00〜2100
•参加対象:健康な男女。年齢•経験問いません。
•準備するもの:動きやすい服装、軍手、スケッチブック、筆記用具
•参加費:一般1,000円、学生500円
•お問い合わせ•お申し込み:劇場拠点創造プロジェクト実行委員会事務局 ℡090-9034-7364

投稿者 spacelab : 21:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

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