シネマ ディクト館主 谷田 恵一さんをお迎えし「映画の夕べ/トーク&ワイン」が開催されました。
おとなが集う夜の空間実験室も、いいものです…。
カウンターには、いいんちょう手作りのサラダやキッシュが並びました。
短時間で、おしゃれでおいしいお料理を作ってしまう、いいんちょうが素敵です。
谷田さんが、ワインを差し入れして下さいました。映画「アンジェラ」で出てきたワインだそうです。
谷田さんのお話をメモしたノートは5ページにおよびました。
昔の映画館のお話から、映画界の裏話、これから上映予定の作品紹介まで情報満載。
会場のお客様から、このような声が…
「せっかく良い映画をやっているのに、数人しかいないと残念に思うことがある。」
そして、谷田さんのひとことひとことに、皆さんは静かに耳を傾けました。
「うわべでは、良い評価をする評論家もいるし、もうネタぎれや、評価され過ぎの監督もいる。
数字しか見ない配給会社もある。また、偉容を仰ぎ見せるかのような長いエンドロールには、訳がある…。
お客様は、貴重な時間をさいて、遠方から映画を見に来てくださるのだから、どのお客様も平等に思い、待つ姿勢を大切にしていきたい。エンターテイメントと社会性を併せ持った作品で、楽しんで帰っていただきたい。
自分で試写を見て”この映画ばやんねば、めぐせ。”と思った作品を上映しています。」
とおっしゃると、会場にどっと笑いが起きました。
これから、期待する作品はなんですか?という質問に、谷田さんは
「耳が聴こえないベートーベンの代わりに譜面をおこした女性の物語かな。」
と答えていらっしゃいました。
映画は”ひとりで観に行く派”の私…ふらりと立ち寄らせていただきます。
投稿者 spacelab : 13:08 | コメント (0) | トラックバック (0)
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