10/27(金)ログズギャラリー ガソリンミュージック&クルージング
青森ツアーのクロージングパーティーが開催されました。
クロージングパーティーでは、北海道、青森でのデモンストレーションの模様、ドライブ中の映像が映し出されました。
進行役の委員長は、おふたりとの出会いをこう振り返りました。
「初めて出会ったのは2005年の冬でした。お話を伺い、たったひとりのためだけに究極の美でおもてなしする茶道の心得にも似た、おふたりの気概に共感しました。」
「僕らの活動は一日、一人か二人しか体験出来ないけれど、それでも人々と関わりたい。関わって行きたい。ツアーが始まってこんなに早い段階で、受け止めてもらえるとは思いませんでした。」
と中瀬さんはおっしゃいました。
濱地さんは、刻まれた記憶を思い起こしているようでした。
おふたりにとっては、延べ2週間の青森滞在。
一日、一度、約一時間のドライブ本番には"隠れているもの"がたくさんありました。
初めての青森ツアーのため、おふたりは10月中旬から青森入り。地図を携え、作品にふさわしい走行ルートを探す日々を繰り返していました。
突然のシトロエンのアクシデントもありましたが、自分たちでは解決できない問題を一緒に考え、助けてくれる人々も、彼らの作品を成り立たせます。
その鎖のようにつながる親密な関係性を目の当たりにし、
支流が大きな河の水質を保ち、大地が豊かになる図を連想しました。
そしていよいよ、ログズギャラリーの後ろ姿を見送るときがやって来ました。
突然雷鳴が起こり、北の街は閃光に照らされました。
男達はいにしえの時代から、旅先の開拓に憧れました。悠久の大義に生きた男達が、彼らを讃え叫んでいるようでした。
ログズギャラリーの存在は、空間実験室2006の支えとなりました。どうかお元気で、列島横断を遂げられますよう、お祈り申し上げます。ありがとうございました。
投稿者 spacelab : 19:03 | コメント (0) | トラックバック (0)
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