3/18(日)15:00〜青森県立美術館のカフェで行われたトークイベントに出かけました。
ゲスト:福田里香さん(料理研究家)
Gomaさん(料理創作ユニット)
昨年発行した「在青手帖」の監修をしていただいた福田さん。
この日は、女性3人組の料理創作ユニットGomaさんとのトークとあって、
定員の50名をオーバーする賑わいでした。
場内写真撮影禁止だったので、図にしてみました。
白いレースのカーテンを背に、それぞれの活動紹介の後、
フードとアートの関係性についてお話しが進みました。
進行役の学芸員さんからこのような質問がでました。
「何故、表現の重要なものに"料理"を使うのですか?」
「例えば果実酒では、素材の色かたちのかわいさを目で楽しむだけでなく
そこから永遠性や止まった時間…切り取られた時間を感じ取ることもできます。
そして、においを感じ、それを口にし味わい、体内を通し排出する。
日常的な"食事"という人間の自然な行為を通して、
ありとあらゆることが、体全体を使って楽しめるんですよ。」
さらに福田さんはこうおっしゃいました。
「食べるシチュエーションも、とても重要です。
私は"おいしさの違い"を創造していきたい…」
ありきたりな表現ですが、福田さんの表現は
愛情と広い視野に成り立っているのだと思いました。
トークの前後には、福田さんとGomaさんの著書を並べ、販売のお手伝いをしました。
勿論、「在青手帖」も搬入させていただき、高く積み上げ、アピールしました。
福田さんの最新著書「まんがキッチン」は販売前ということもあり、
一足早く手に出来たファンの皆様は、とても嬉しそうでした。
投稿者 spacelab : 18:27 | コメント (0) | トラックバック (0)
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